更新日:2026年7月22日
「バイブコーディングの事例を知りたい」というお主に、ワシ自身の実録を時系列で開くぞ。プログラミング未経験の46歳が、AIと対話しながら開発を始め、約2.5か月でThreads予約投稿ツールをリリース。出した3日間で約70名に使ってもらい、その後の関連商品を含めて累計売上は約350万円になった。
先に断っておく。これはワシ一人の実例じゃ。同じ手順を踏めば誰でも同じ結果になる、という保証ではない。じゃが、未経験の人間がどこから始め、何を選び、どう数字が動いたか——その実物を順番に見せる。作り方の理屈より先に「本当に起きたこと」を知りたいお主の役に立つはずじゃ。
始まりは自分の困りごとだった
このツールは、市場調査から生まれたのではない。ワシ自身が毎日困っておったことから始まった。
ワシは情報発信のために、投稿を出し続けたかった。それも、片手間の数本ではない。人力では到底続けられない量を、毎日出し続けたかったんじゃ。じゃが、毎日手作業で投稿するのは続かん。本業がある以上、意志の力だけで「毎日」を回すのは無理がある。続かんのが当たり前なんじゃ。
そこで、投稿を予約して自動で出す仕組みが欲しくなった。既製品を探しにいくより、自分の使い方にぴったり合うものを自分で作ってしまえ、と考えた。誰かのために作ったのではない。まず自分がその日から使う道具じゃ。売れるかどうかも、他人が欲しがるかどうかも、最初は考えなかった。目の前の自分の手間を消す。それだけが目的じゃった。最初の顧客は、ほかでもないワシ自身じゃったんじゃ。
プログラミング未経験46歳がAIとツールを作った2.5か月
作り方は、バイブコーディングじゃ。実現したい機能や動きを自然言語でAIに伝え、AIにコードを生成・修正させながら開発する方法じゃな。ワシは46歳までプログラミング未経験じゃったが、コードを一行ずつ書く代わりに、「何を、どう動かしたいか」を言葉で伝えて進めた。
この開発で、人間であるワシの役割は3つに絞られた。
- 何を作るか決める
- どのように動くべきか伝える
- 実際に動かし、使える状態か判断する
ここで効いたのは、コードの知識ではなかった。ワシは情報発信の現場で、何が面倒でどう動けば助かるかを毎日痛感しておった。非エンジニアでも、現場の問題を深く知っていれば、AIと一緒に実用品を作れる。現場を知っていること自体が、開発の大きな強みになったんじゃ。
分からんことは山ほどあった。じゃが、そのたびにAIに聞き、実際に動かして確かめ、違えば直す。AIの回答をそのまま鵜呑みにせず、自分の手で確認しながら調べていく。この地味なくり返しで、未経験でも一歩ずつ前に進めたんじゃ。
ただし、油断はできん。AIがコードを出したことと、それが安全に正しく動くことは別じゃ。出てきたものをそのまま信じず、実際に動かして想定どおりかを自分の目で確かめる——その確認だけはワシが責任を持ってやった。そうしてThreads予約投稿ツールは、開発開始から約2.5か月でリリースにこぎ着けたんじゃ。
リリース3日間で約70名が使ってくれた
完璧になるまで待たなかった。ここが大事なところじゃ。
最初から欠点のないものを作ったのではない。動く最小限の状態で世に出し、使ってもらいながら直していった。リリースした3日間で、約70名が使ってくれた。その声を受けて、いまも改善を続けておる。
完成を待って磨き続けておったら、70名の反応も直すべき点も分からんままじゃった。出したからこそ、何を直せばいいかが見えたんじゃ。未完成のまま出すのは怖い。じゃが、引き換えに、机上では手に入らん「使う人の本当の反応」が手に入る。その反応を次の修正に回す——このくり返しが、ツールを少しずつ実用に近づけていったんじゃ。
数字で見る現在地
現在地を数字で見せる(すべて2026年7月時点)。
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 無料版ツールの登録 | 633人 |
| メルマガ登録 | 931人 |
| 有料スタンダード版の利用登録 | 105人 |
| 関連商品を含む累計売上 | 約350万円 |
無料版で試してくれた人が633人、メルマガでつながっておる人が931人、有料のスタンダード版を使う人が105人。無料の入口から必要な人が有料へ進む——この広がりが一つのツールから生まれておる。自分の困りごとを解くために作ったものが広がって、関連商品を含め累計約350万円になった。派手な一発ではなく、出し続けて積み上げた数字じゃ。
この実例から言えることは3つ
この実録から、お主に渡せる教訓は3つじゃ。
- 最初の顧客は自分でよい。 市場を当てにいく前に、自分が本当に困っている作業を解けば、少なくとも一人(自分)は必ず使う。需要があるか悩まずに始められるし、自分が毎日使うから改善点にも一番早く気づける
- 完璧を待たずに出す。 動く最小限で世に出し、使う人の声で直すほうが、机上で磨き続けるより速く良くなる。約70名の反応は、出したからこそ受け取れた
- 商品が集客と販売の入口になった。 作ったツール(商品開発)が、無料版で人を集める入口(集客)になり、有料版で使ってもらう入口(販売)にもなった。商品開発・集客・販売という3つの仕事が、一本につながったんじゃ
まとめ|まず自分の困りごとを、動く最小限で解く
未経験の46歳が、自分の困りごとから始め、約2.5か月でツールを作り、関連商品を含めて累計約350万円になるまでを、時系列で見せた。もう一度言うが、これはワシ一人の実例で、同じ結果を約束するものではない。じゃが、どこから始めればいいか迷っておるお主には、「まず自分の困りごとを、動く最小限で解く」ことを勧めるぞ。大きな当たりを狙うより、目の前の一つの手間を消すほうが、確かな一歩になる。
作り方の考え方をもっと知りたいお主はバイブコーディングとはを、集める仕組みの中身を知りたいお主はAIで集客を自動化する方法を読んでくれい。