更新日:2026年7月20日
バイブコーディングとは、実現したい機能や動作を自然言語でAIに伝え、AIにプログラムコードを生成・修正させながら、アプリやシステムを開発する方法じゃ。
ワシは46歳までプログラミング未経験じゃった。それでもAIと対話しながら開発を進め、開始から約2.5か月でThreads予約投稿ツールをリリース。3日間で約70名に使ってもらい、その後の関連商品を含む累計売上は約350万円になったぞい。
この記事では、バイブコーディングの意味を曖昧に広げすぎず、何が作れるのか、ビジネスの自動化にどう使えるのかを実体験から解説するぞ。
バイブコーディングとは
バイブコーディングとは、作りたいものや実現したい動きを自然言語でAIに伝え、AIにコードを生成・修正させながら開発する方法じゃ。
コードそのものがなくなるわけではない。人間が一行ずつコードを書く代わりに、「誰の、どんな問題を、どう解決したいか」を言葉で伝え、AIに実装を任せるんじゃ。
人間の役割は、次の3つじゃ。
- 何を作るか決める
- どのように動くべきか伝える
- 実際に動かし、使える状態か判断する
「バイブコーディング」という言葉を広めたAndrej Karpathy氏は、2025年2月の投稿で、コードの存在すら意識しなくなる感覚を「forget that the code even exists」と表現しておる。
またIBMは、バイブコーディングを「intent-driven software development」、つまり意図を起点にしたソフトウェア開発として説明しておる。
参考:
従来のプログラミングと何が違うのか
従来のプログラミングとの大きな違いは、コードを直接書くことではなく、自然言語でAIに意図を伝えることが開発の中心になる点じゃ。
| 比較項目 | 従来のプログラミング | バイブコーディング |
|---|---|---|
| 主な指示方法 | プログラミング言語でコードを書く | 自然言語で機能や動きを伝える |
| 人間の中心的な役割 | 設計と実装を行う | 目的を決め、AIの実装を確認する |
| 開発に必要な知識 | 言語、構文、設計への理解が中心 | 業務理解、要件整理、検証する力が中心 |
| 改善の進め方 | コードを読み、直接修正する | 動作を確認し、修正内容をAIへ伝える |
ただし、プログラミング知識が一切不要という意味ではない。仕組みの基本を知るほど、AIへの指示、エラーの切り分け、安全性の確認はしやすくなるんじゃ。
バイブコーディングで何が作れるのか
バイブコーディングでは、小さな業務ツールから顧客が使うWebアプリまで、コードで動く幅広いものを開発できるんじゃ。
たとえば、次のようなものじゃ。
- 予約投稿、文章生成、データ整理などを行う業務アプリ
- 顧客情報や商品情報を管理する社内システム
- 複数のAIや外部サービスを連携させる自動化システム
- 特定の業務を順番に処理するワークフロー
- 顧客がブラウザやスマートフォンから利用するWebアプリ
大切なのは、最初から大規模なサービスを作ろうとしないことじゃ。毎週繰り返している作業や、時間がかかっている一工程を小さく置き換えるだけでも、十分に価値がある。
ジョセGにおける「バイブコーディングで自動化」とは
ワシにとっての「バイブコーディングで自動化」とは、AIとアプリを使い、商品開発・集客・販売を中心としたビジネスの仕事を、少ない人手でも繰り返し実行できる仕組みに変えることじゃ。
目指しておるのは、単なる時短ではない。
- 人の作業量を増やさずに、ビジネスを成長させること
- 人力では到底実践できないほどの作業量を、アプリやAIを使って継続的に実践すること
「バイブコーディングで自動化」は、ワシの活動全体を伝えるための看板じゃ。厳密にバイブコーディングだけを指すのではなく、AIをビジネスで実際に動かすための活動をまとめておる。
現在取り組んでおる主な領域は、次のとおりじゃ。
- バイブコーディングによるアプリ・システム開発
- GPTsなどのAIツール開発
- AIエージェントと業務ワークフローの設計
- Claude Code・Codexのスキル、コマンド、フックの構築
- UTAGEを使った集客・販売導線の構築
- オートウェビナーの構築
- SNS・ブログ・note・メルマガ運用の自動化
- 商品開発・集客・販売・納品・顧客対応・バックオフィスの自動化
すべてをバイブコーディングという言葉の中に押し込む必要はない。バイブコーディングは開発手段の一つじゃ。「AIでビジネスを自動化する」という目的のために、AIツール開発や導線構築なども組み合わせておる。
実際にバイブコーディングで作ったもの
ワシは、情報発信や講座運営で実際に困っていた作業を起点に、複数のアプリや自動化システムを開発してきた。
代表例は次のとおりじゃ。
- Threadsの投稿を予約し、過去投稿も再活用できるスケジューラー
- 6アカウント分の投稿案をAIで生成する仕組み
- 記事やSNS投稿に使う画像をAIで生成する仕組み
- noteの記事下書きをまとめて作成する仕組み
- 講座の企画、制作、案内をつなぐ運営パイプライン
- Gmailで届く問い合わせへの返信下書きを作る仕組み
Threads予約投稿ツールは、開発開始から約2.5か月でリリースし、3日間で約70名が利用してくれた。最初から完璧なものを作ったのではない。自分で使い、利用者の声を受け取りながら改善を続けておる。
この経験から分かったのは、非エンジニアでも現場の問題を深く知っていれば、AIと一緒に実用品を作れるということじゃ。現場を知っていること自体が、開発では大きな強みになる。
ジョセGが実際に出した「自然言語での指示」と開発の流れ
バイブコーディングでの開発は、コードを一行ずつ書くのではなく、日本語でAIに要件を伝え、返ってきたコードを実データで動かし、そこで見つけた不具合をまた日本語でAIに返す反復じゃ。ワシが実際にやっとる流れを、Threads予約投稿ツールの例で示すぞ。
最初にAIへ伝えるのは、次のようなイメージの一文じゃ。
スプレッドシートに投稿文と日時を書き込んで、その時刻になったらThreadsに自動投稿するアプリを作りたい。GAS+Vercelで動く構成でいい。
これに対してAI(Claude Code・Codex・Cursor)は、次のような順で応答してくる。
- 必要な外部API(Meta Threads API)と権限フローの確認
- GASコードの雛形と、スプレッドシート側の列構成の提案
- Vercelへデプロイするためのフォルダ構造とファイル雛形
ワシは1つずつ動かしながら、返ってきたコードを実データで走らせ、エラーメッセージや不具合をそのままAIに投げ返す。「この列に画像URLを入れたら添付できるようにしてほしい」「投稿失敗時に自動でリトライしてほしい」と、日本語で追加要望を出しつづける。この「AIが書く→自分が動かす→エラーを返す→AIが直す」のループを、リリースまでの約2.5か月間、何度も繰り返したんじゃ。
同じ流れで、note下書きの一括投入ツール、台本からスライド・音声・動画まで組み上げる動画講義制作パイプライン、Gmail顧客対応の返信下書きツールも作った。どれも「自分の困りごとを日本語で伝える→AIがコードを書く→自分で動かして直す」の反復じゃ。
大事なのは、AIに書かせたコードをそのまま信用せず、必ず自分の実データと実業務で動かして確かめること。うまく動かん時に「どこで、どんな入力で、どんな結果になった」を日本語で正確にAIへ返せるかどうかが、非エンジニアがバイブコーディングを実務に使えるかの分かれ道じゃ。
バイブコーディングをビジネスに使う流れ
バイブコーディングをビジネスに使うときは、作りたいアプリから考えるより、減らしたい手作業や増やしたい成果から考える方がうまく進むんじゃ。
基本の流れは次の5段階じゃ。
- 毎回繰り返している作業や、大量に実行したい作業を見つける
- 誰が、何を入力し、どんな結果を得たいのか決める
- 最小限の機能だけをAIと一緒に作る
- 実際のデータで動かし、結果と安全性を確認する
- 自分や利用者の声をもとに改善し、必要な部分を自動化する
たとえば「SNS運用を自動化したい」だけでは、範囲が広すぎる。「過去の投稿を整理し、毎朝3案の下書きを作る」のように、入力と出力が分かる単位まで小さくすると、作りやすくなる。
GPTsやClaude Codeのスキル作成もバイブコーディングなのか
GPTsやClaude Code・Codexのスキル作成が、すべてバイブコーディングに当たるわけではない。コードを生成・修正してアプリやシステムを実装する部分が、バイブコーディングじゃ。
文章による指示や知識ファイルだけでGPTsを設定する場合は、AIツール設計やAIエージェント設計と呼ぶ方が正確じゃ。Claude Code・Codexのスキルやコマンドも、手順書だけならワークフロー設計に近い。スクリプト、API連携、フックなどのコードをAIと実装する部分は、バイブコーディングに含まれる。
ただし、ビジネスで重要なのは呼び名の境界ではない。ワシの活動では、これらを「AIでビジネスを自動化する」という一つの目的のために組み合わせておる。
バイブコーディングの注意点
バイブコーディングでは、AIがコードを出したことと、安全に使えることは別じゃ。実際に動かし、想定どおりの結果になるかを確認する必要がある。
特に次の点は、人間が責任を持って確認するんじゃ。
- 顧客情報やパスワードなどの重要データが漏れないか
- AIや外部サービスに必要以上の権限を渡していないか
- 誤った処理が大量に繰り返されない設計になっているか
- エラーが起きたときに停止、復旧、記録ができるか
- 実際の利用者が迷わず使えるか
とくに、メール送信、決済、顧客データの更新など、失敗したときの影響が大きい処理は、最初から完全自動にしない方が安全じゃ。途中に人間の確認を入れ、小さい範囲で試してから自動化の範囲を広げるんじゃぞ。
バイブコーディングはどんな人に向いているか
バイブコーディングは、プログラマーだけでなく、現場の業務や顧客の困りごとを知っている事業者にも向いておる。
特に、次のような人には相性がよい方法じゃ。
- AIを文章作成や画像生成だけで終わらせたくない人
- 自分や顧客が繰り返している手作業を減らしたい人
- 人を増やさず、事業の処理量や提供量を増やしたい人
- 人力では実行できない量の発信、分析、改善を続けたい人
- 現場で欲しいツールがあるものの、既製品では合わない人
ワシ自身も、プログラミングの知識から始めたのではない。「この作業をもっと楽にしたい」「この仕組みがあれば多くの人を支援できる」という現場の欲求から始めたんじゃ。
よくある質問
プログラミング未経験でもできますか?
できるぞい。ただし、AIの回答をそのまま信じるのではなく、実際に動かして確認し、分からない点を調べる姿勢は必要じゃ。小さな自分用ツールから始めれば、失敗の影響を抑えながら学べる。
ChatGPTで文章を作ることもバイブコーディングですか?
文章を作るだけなら、通常はバイブコーディングとは呼ばん。自然言語でAIにコードを生成・修正させ、動くアプリやシステムを作ることが中心じゃ。
GPTsを作ることはバイブコーディングですか?
指示文や知識ファイルだけで作る場合は、AIツール設計と呼ぶ方が正確じゃ。GPTsから外部APIを呼ぶ仕組みや、周辺のコードをAIと実装する部分は、バイブコーディングに含まれる。
試作品だけでなく、実際のビジネスにも使えますか?
使える。ワシ自身も、予約投稿、記事下書き、問い合わせ対応などの実務に使っておる。ただし、顧客情報、決済、外部への自動送信を扱う場合は、権限管理、テスト、監視、人間による確認が欠かせん。
バイブコーディングで人間の仕事はなくなりますか?
人間の役割はなくならん。何を作るか、どんな結果を良しとするか、誰にどんな価値を届けるかを決め、実物を確認するのは人間じゃ。AIには実装と大量処理を任せ、人間は目的と判断を担うんじゃぞ。
まとめ|AIを文章作成で終わらせず、ビジネスを動かす
バイブコーディングとは、実現したい機能や動作を自然言語でAIに伝え、AIにコードを生成・修正させながら、アプリやシステムを開発する方法じゃ。
そして、ワシが掲げる「バイブコーディングで自動化」は、その開発手段を入口に、AIツール、AIエージェント、販売導線なども組み合わせ、人の作業量を増やさずにビジネスを成長させる取り組みじゃ。
AIに文章や画像を作らせるだけでなく、自分の事業を自動化・スケールアップさせるために使いたい。そんなお主にとって、この記事が最初の一歩になればうれしいぞい。
ワシが実際に作ってきたものや活動の全体像は、ジョセGプロフィールにまとめておる。気になるお主は、こちらも読んでみてくれい。