更新日:2026年7月26日

治療院のThreads集客事例のアイキャッチ

この記事は、Threads予約投稿ツールの利用者である清水先生ご本人の許可をいただき、実際の事例として紹介させていただくものじゃ。ワシが2026年7月に約68分かけて直接お話を聞き、その内容を数字と運用フローで整理した。

先に結論を言っておく。名古屋市中川区を中心とする地域密着型の治療院が、Threads集客を仕組み化して約6か月で、Threads経由の売上を月153万円、来院を月7.3人増やした(どちらも4月から6月の3か月をならした平均じゃ)。フォロワーは236人から6,098人、LINE登録者は十数人から約390人まで伸び、清水先生本人が対応した場合の高単価商品の成約率は約8割じゃ。

数字は盛っておらん。フォロワーと投稿数と表示数については、清水先生が使っておる予約投稿ツールに日ごとの記録がそのまま残っておってな、ワシはそれを見せてもらった上で書いておる。むしろ、この事例のいちばん美味しいところは数字そのものではない、というのがワシの見立てじゃ。それが何かは、最後まで読めば分かる。

6か月の成果:月商153万円増・月来院7.3人増・フォロワー6098人・成約8割

成果の一覧表

導入前と現在を並べると、こうなる。

項目導入・改善前現在
期間—2026年2月4日〜7月26日(約6か月)
フォロワー数236人6,098人
LINE登録者数十数人約390人
Threads経由の来院ほぼなし月7.3人増(4〜6月の平均)
Threads経由の売上ほぼなし月153万円増(4〜6月の平均)
高単価商品の成約率不明約8割(清水先生本人が対応した場合)
投稿数手作業中心1日45.7投稿・月1,372投稿(最も回した4月の実績)
表示数不明直近30日で651万回
手動投稿多いほぼなし

期間は約6か月じゃ。2026年2月4日に仕組みを入れて、7月26日の時点でここまで来た。手動で2〜3か月やっても236人で止まっておったところから、自動化と分析の循環に切り替えた結果じゃ。

数字の出どころも、はっきりさせておく。2月4日から5月12日までは、予約投稿ツールに日ごとの記録が丸ごと残っておる。この98日で投稿2,908本、表示403万3,038回、フォロワーは236人から4,288人。そして7月26日時点でThreadsが出しておる「過去30日の閲覧数」は651万回。1日あたり21万回を超えておるという意味じゃ。立ち上がりの98日ぶんと、今のひと月ぶん——この2つは実測じゃ。その間の期間だけは記録が無いので、この2点をつなぐ形で見積もった想定になる。どこが実測でどこが想定か、この記事では都度ことわって書くぞ。

ジョセG

フォロワーが6,098人、LINEが15から390になり――これで月に何人ぐらい来院しとるんじゃ?

清水先生

Threads経由だと月7〜8人ですね。募集はかけてないんです。Threadsを見て来てくれた人だけ対応するスタイルで、それでこの数字です。

成約率の約8割は、清水先生本人が対応した場合の数字じゃ。スタッフが対応すると下がる、と本人も正直に言っておった。ここは大事なところなので、後でもう一度触れる。

6か月の全体像。土台づくりから分析、横展開、売上への着地までの4ステップ

6か月の推移|何をやって、どう伸びたか

数字だけ見ても再現できん。大事なのは「何をやった月に、どの数字が動いたか」じゃ。6か月の歩みを、毎月そろえた指標で並べるぞ。

時期その月にやったこと投稿数フォロワー増加月間表示数月の来院
開始前手で1件ずつ投稿。2〜3か月やっても頭打ち1日数本236人—ほぼゼロほぼなし
1か月目(2月)手動をやめ、AI生成+予約投稿を導入。まずは1日12本308本266人+3012,212回ほぼなし
2か月目(3月)反応データの分析を開始。投稿量を1日29本へ820本1,144人+878438,965回ほぼなし
3か月目(4月)勝ち投稿を横展開。投稿量が1日45.7本に乗る1,372本3,897人+2,7532,614,198回月6人前後(想定)
4か月目(5月)固定投稿にLINE導線。運用が安定408本(12日まで)4,288人(5月12日)+391967,663回(12日まで)月7人前後(想定)
5か月目(6月)来院から高単価成約が回り出す1,300本前後(想定)5,490人前後(想定)+740前後(想定)520万回前後(想定)月9人前後(想定)
6か月目(7月)施術をスタッフへ移し、コンサルへ比重を移し始める1,300本前後(想定)6,098人(7月25日)+610前後(想定)651万回(直近30日の実測)月7〜8人

数字の出どころ。ツールの記録と今月の画面が実測で、その間だけが見積もり

※実測と想定の内訳を、はっきりさせておく。2026年2月4日から5月12日までの98日ぶんは、予約投稿ツールに日ごとの記録がそのまま残っておった実測値じゃ。投稿2,908本、表示403万3,038回、フォロワーは236人から4,288人。7月25日のフォロワー6,098人と、7月26日時点でThreadsが表示しておる「過去30日で651万回」も、画面に出ておる実数じゃ。記録が無いのは、5月13日から6月下旬までの期間だけでな。そこは、フォロワーが1日24.5人ずつ増えた計算になることと、表示が1日8万回から21万回へ伸びていった流れから見積もった。この見積もりで計算すると、6か月の累計表示数はおよそ1,700万回になる。LINE登録と来院の月別も、着地(LINE約390人・来院月7.3人)からの想定じゃ。

見てのとおり、フォロワーは最初の1か月ではほとんど動かん。2月はひと月まるまる投稿を出して、増えたのはたった30人じゃ。投稿量を増やす→反応が溜まる→分析で勝ち筋が見える→横展開する、という循環が回り始めた2〜3か月目から一気に伸びておる。3月で878人増、4月に至っては2,753人増じゃ。ここが、手動では絶対に届かなかった領域じゃ。表だけでは分からん「各月に何を考えて動いたか」を、順に解説するぞ。

6か月でフォロワーと表示数が右肩上がりに伸びた成長グラフ

1か月目|まず「出す量」を人力の限界の外へ

最初の1か月のテーマは、はっきりしておる。伸ばす月ではなく、土台を作り切る月じゃ。フォロワーを増やそうと小細工するより先に、毎日大量に投稿を出し続けられる仕組みを、自分の手の外に組み上げることへ全部の力を注いだ。

この月に清水先生がやったことを、順に並べるとこうなる。

  1. 手で1件ずつ投稿するやり方を、きっぱりとやめる決断をした。
  2. AIで投稿案をまとめて生成する形に切り替えた。
  3. 生成した案をスプレッドシートへ流し込み、そこから予約投稿へ渡す導線を用意した。
  4. 投稿のカテゴリを先に設計した。悩み別・地域別・共感・実績紹介など、出す型を決めておく。
  5. 予約枠を、朝・昼・夜と時間帯に割り振った。まずは1日12本ほどから。
  6. この月は数字を追わず、「投稿を止めないこと」だけを守るルールにした。

狙いはひとつ、検証の母数を作ることじゃ。手で投稿しておった頃は、1日に数本が限界じゃった。数本では、どの言葉が刺さるのかを試す回数がまるで足りん。だから清水先生は、まず「試せる回数」を人力の限界の外へ押し出した。

予約枠を朝・昼・夜の時間帯に分けて投稿を割り振る図

ここで面白いのは、いきなり1日40本まで上げてはおらんことじゃ。記録を見ると2月は25日間で308本、1日あたり12本じゃ。仕組みが止まらず回ることを確かめながら、枠を少しずつ増やしていった。焦って一気に上げてアカウントを飛ばすより、これが正しい。

そして、この月の数字は正直に言って地味じゃ。フォロワーは236人から266人。ひと月かけて30人しか増えておらん。表示数は月で12,212回、来院はほぼゼロじゃ。ここが1か月目の正体でな。何が刺さるかのデータが無いのだから、狙って刺すことなど、まだできんのじゃ。この月にできるのは、翌月に分析するためのデータを溜めることだけじゃ。

ジョセG

最初の1か月、あれだけ投稿してフォロワーが30人――正直、不安にならんかったか?

清水先生

なりましたよ。でも「今は土台を作る月だ」と割り切っていました。ここで焦って投稿の量を落とすのが、一番まずいと思っていたので。

つまずくとしたら、まさにここじゃ。これだけ投稿しても数字が動かんと、多くの人が「効いておらんのでは」と焦って、投稿を飾り始めたり量を絞ったりする。それが一番の失敗じゃ。この月の正解は、数字が動かんことに耐えて、ただ土台を回し続けること。ここを作り切った者だけが、次の月に「分析」という武器を手にできるんじゃ。事実、清水先生はこの30人しか増えん月を耐えた翌月に、878人を増やしておる。

1か月目は手動をやめAIで大量生成し予約投稿する土台づくりの図

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2か月目|溜まった反応を「分析」に回す

1か月目で土台ができると、大量の投稿に対して大量の反応データが溜まってくる。2か月目のテーマは、その浮いた時間を、丸ごと分析へ回すことじゃ。数を打つだけの月から、打った球のどれが当たったかを調べる月へ、ここで頭を切り替える。

この月にやったことは、こうじゃ。

  1. 予約投稿ツールから、投稿ごとの表示数を自動で吸い出す仕組みを作った。
  2. 公式LINEから、友だち追加数を自動で取れるようにした。
  3. 集めた数字をAIに渡し、「表示数の高い投稿トップ3」「フォロワー増」「LINE登録数」を毎日まとめさせた。
  4. そのまとめが、毎朝スラックに届くように仕込んだ。
  5. 見る指標を、表示数とLINE登録数の2つに絞った。フォロワー数は追わん。
  6. 伸びた投稿を1本ずつ見て、刺さった言葉・悩み・地域名を抜き出し始めた。

狙いは、数打ちを検証に変えることじゃ。1か月目にただ量を出していたのが、この月から「どの球が、なぜ当たったか」を読む作業に変わる。ここで大事なのは、見る指標を絞ったことでな。フォロワーは眺めていて気持ちいいが、次の一手には直結せん。表示数とLINE登録数だけを見ると、「どの投稿が接点を生んだか」に集中できる。数字を機械に集めさせ、一次分析をAIにやらせ、最後に人が要因を読み解く——この役割分担も、この月に形になった。

そして、この月から数字が跳ねる。フォロワーは1,144人。ひと月で878人増えた。前の月が30人じゃったことを思えば、29倍の伸びじゃ。表示数も12,212回から438,965回へ、実に36倍に化けておる。投稿量も1日29本(月820本)まで上げておる。

ただし、来院はまだほとんど動いておらん。ここが大事でな。分析を始めた月に伸びるのは、まず表示とフォロワーじゃ。来院という出口が動くのは、その次の段階になる。ここで「来院が増えんから失敗だ」と判断してしまう者が多いが、順番が違うだけじゃ。

つまずきやすいのは、分析を「感想」で終わらせてしまうことじゃ。「この投稿は伸びたなあ」で止めては意味がない。伸びた理由を、言葉・悩み・地域名という次に使える部品まで分解して初めて、来月の横展開に効いてくる。ここを機械まかせにせず、人が読み解いたことが、この事例の分かれ目じゃ。

2か月目は数字を自動収集しAIが一次分析して毎朝スラック通知する分析の図

3か月目|勝ち投稿を「横展開」して伸びを加速

当たりの型が見えたら、次はそれを捨てずに増やす。3か月目のテーマは、勝ち投稿の横展開じゃ。2か月目に「なぜ伸びたか」を部品まで分解しておいたから、この月はその部品を組み替えて、勝ち筋だけを一気に量産する段階に入る。

この月にやったことは、こうじゃ。

  1. 反応が良かった投稿から、刺さった要素——悩み・感情の言葉・数字・地域名——を1つずつ抜き出した。
  2. 「中川区の◯◯」で当たった投稿なら、近隣の地域名に差し替えた派生を作った。
  3. 「朝起きた時の腰痛」で当たったなら、悩みを別の症状に差し替えた派生を作った。
  4. 派生の文面づくりはAIに任せ、清水先生は出てきた案を選ぶだけにした。
  5. プロフィールの固定投稿に、LINE登録への導線を置いた。
  6. 投稿量は固定せず、表示数を見ながら微調整するようにした。

狙いは、1つの当たりを10の派生に化けさせることじゃ。ゼロから新しい当たりを探すのは博打じゃが、すでに当たった型を少しずらすだけなら、成功の確率は高いまま量だけが増える。当たりを見つけて要素を決めるのは人、派生を量産するのはAI——この分担ができると、手作業では追いつかん速さで、勝ちパターンだけが積み上がっていく。

そして、この月からもうひとつ効いてくるのが固定投稿のLINE導線じゃ。横展開で表示の総量が跳ね上がっても、接点を置いておかねば、増えた表示は素通りしてしまう。増えた表示をLINE登録という出口へ流し込む仕掛けを、伸びる前に用意しておいたのがうまい。

数字も、この月で大きく動く。フォロワーは3,897人。ひと月で2,753人増えた。この6か月で最も伸びた月じゃ。表示数は261万4,198回と、前の月の約6倍に跳ねておる。投稿量もここでようやく1日45.7本(月1,372本)に乗った。そしてThreads経由の来院が、この月から一気に立ち上がる。月6人前後じゃ。表示が増え、接点が増え、その先の来院が動き出した月じゃな。

表示が落ちたら投稿数を減らしてアカウントを守る図

ただし、伸びる月には落とし穴もある。投稿量を増やし、似た派生を大量に出すと、プラットフォームからスパムと見なされてBANされる危険が出てくる。だから清水先生は、表示数が落ちてきたら投稿数を減らして様子を見る、という守りも同時に入れておる。攻めて伸ばしながら、アカウントを飛ばさぬよう手綱を握る——この両立が、3か月目の腕の見せどころじゃ。

3か月目は勝ち投稿1本を複数の派生に横展開する図

4〜6か月目(5月〜7月)|来院から高単価成約まで回り出す

4か月目、つまり5月に入る頃には、運用そのものはほとんど手離れしておる。仕組みが投稿を出し、分析が毎日回り、勝ち投稿の横展開も型になっておる。清水先生がここから7月までの3か月で力を注いだのは、投稿作業ではなく、連れてきた人を成果に変える出口の設計じゃ。

この3か月にやったことは、こうじゃ。

  1. 投稿の生成・予約・分析・横展開を、日々の手当てが要らん仕組みとして自走させた。
  2. 来院した人に「何を見て来たか」を必ず聞き、流入の経路を記録し続けた。
  3. 来院者の住所や移動距離まで見て、どの地域に需要があるかを投稿テーマへ反映した。
  4. 来院した人に清水先生本人が向き合い、高単価商品の成約につなげた。
  5. 表示数が落ちたら投稿数を絞り、アカウントを飛ばさぬよう調整を続けた。
  6. 施術を少しずつスタッフへ移し、自身はコンサルへ比重を移す道を探り始めた。

生成から予約、分析、横展開までが手を離しても回り続ける循環の図

ジョセG

この頃には、もう投稿作業からはほとんど手が離れとる状態か?

清水先生

そうですね。仕組みが投稿を出して、分析も回るので、私は来院した人と向き合うことに集中できています。

狙いは、仕組みが作った流れを、最後に売上へ着地させることじゃ。ここで効いてくるのが、清水先生本人の専門家としての対応力でな。来院した人に本人が向き合えば、24万・36万・48万円の高単価商品が約8割成約する。中には1時間半かけて来て、当日に48万円を買っていく人までおるという。

数字は、ここで着地する。2026年7月25日時点のフォロワーは6,098人じゃ。LINE登録は約390人、そして月の来院は7.3人、Threads経由の売上は月153万円ほど増えるところまで来た。この2つは、4月から6月の3か月をならした平均じゃ。

表示数は、ここが一番の見どころじゃ。7月26日時点でThreadsが出しておる「過去30日の閲覧数」は651万回。1日あたり21万回を超えておる。始めた2月がひと月で12,212回じゃったことを思えば、530倍じゃ。

記録が残っておる5月12日までの累計が403万3,038回、直近30日が651万回。この2つの実測をつないで見積もると、6か月の累計表示数はおよそ1,700万回という計算になる。間の期間は記録が無いので、この累計のほうは想定を含む数字じゃと、ことわっておく。

伸び方も見ておくとよい。4月の2,753人増をピークに、5月以降は1日あたり24人前後の増加で安定しておる。爆発したあと、崩れずに積み上がる形へ移っておるんじゃな。1か月目に土台を作り、2か月目に分析を回し、3か月目に横展開で伸ばし、そこから3か月かけて出口を締める——1つずつ積み上げた結果が、ここに出ておる。

ただし、この3か月で見えてきた宿題もある。今の約8割という成約は、清水先生本人が対応してこその数字じゃ。仕組みが人を連れてくるところまでは自動化できたが、最後に会って高単価を成約させる部分は、まだ本人の力に乗っておる。ここをスタッフや仕組みへどう移していくか——それが、次のステージの入り口に立った清水先生の、新しい課題になっておるんじゃ。

4〜6か月目は来院から本人対応で高単価が成約し売上に着地する図

清水先生と治療院の現在地

清水先生は、名古屋市中川区を中心とする地域密着型の治療院を営んでおる。そして発信では、届ける相手の違う2つのThreadsアカウントを使い分けておる。

2つのアカウントを使い分け。左が地域の患者向けの治療院アカウント、右が同業のプロ向けの治療家向けアカウント

  1. 治療院アカウント(@nagoya_seitai_simizu)… 地域の患者さんに来院してもらうためのアカウント。この記事で扱う「フォロワー6,098人・月153万円増」の成果は、すべてこの治療院アカウントのものじゃ。
  2. 治療家向けアカウント(@hiromichi_shimizu_)… 治療家・サロンの経営者に向けて、コンサルティングを案内するためのアカウント。患者ではなく同業のプロが相手で、投稿の中身もまるで違う。こちらはフォロワー622人、LINE登録は311人まで伸びておる。

まずは治療院アカウントの投稿——地域の患者さん向けの一本じゃ。

こちらは治療家向けアカウントの投稿——同業のプロ向けで、中身がまるで違う。

治療家向けのコンサルは、約3か月前に始めたばかりじゃ。商品は3か月40万円・6か月66万円・1年130万円の3段階で、開始から3か月未満で約5名を獲得し、すでに手が回らんほどになりつつある。治療院の施術は少しずつスタッフへ移し、自身はコンサルへ比重を移していきたい、というのが今の立ち位置じゃ。同じ人が運用しても、相手が違えばアカウントを分ける——ここも学びどころじゃな。

これから話すThreads集客は片手間の実験ではなく、事業の中核を動かしておる装置じゃ。

治療院のThreads集客が止まっていた理由

答えを先に言うと、「手動で投稿しておった」からじゃ。

清水先生も、最初はThreadsへ一件ずつ手で投稿しておった。2〜3か月まじめに続けても、フォロワーは236人で止まったままじゃったという。

これはお主にも覚えがあるはずじゃ。手で投稿しておると、まず量が出せん。量が出せんと、どの言葉が刺さるのかを試す回数が足りん。試す回数が足りんから、いつまでも手応えのある投稿にたどり着かん。236人という数字はサボった結果ではなく、手動という方法の上限にまじめにぶつかった結果じゃ。

何を変えたか|AI生成×スプレッドシート×予約投稿の循環

変えたのは「投稿の作り方」ではなく、「投稿から改善までの回し方」じゃ。清水先生の運用は、次の3段階で進化しておる。

  1. 最初はThreadsへ手動で投稿しておった。
  2. 次に、AIで投稿をまとめて生成し、予約投稿ツールへ登録する形に変わった。
  3. 今はClaudeからスプレッドシートへ直接投稿案を入れ、日付を設定して予約投稿する流れが中心じゃ。

手動投稿からAI生成と予約投稿、分析して横展開への3段階進化図

そして、投稿して終わりにはせん。今の運用フローは、こういう7手順になっておる。

  1. Claudeからスプレッドシートへ投稿案を直接入れる。
  2. 投稿日を設定し、予約投稿する。
  3. 投稿後、表示数・反応の良い投稿・LINE登録数をAIで分析する。
  4. 反応が良かった投稿から、刺さった言葉・悩み・数字・地域名などの要因を抜き出す。
  5. その要因を少しずつ変えた派生投稿を作る。
  6. 勝ちパターンを横展開していく。
  7. 投稿量は固定せず、表示数が落ちたら投稿数を減らして様子を見る。

手動投稿はほぼゼロになった。それでいて、最も回した2026年4月は1日45.7投稿、月にして1,372投稿を出しておる。この月だけで表示は261万4,198回、1日あたり8万7,140回じゃ。記録が残っておる2月4日から5月12日までの98日で見れば、投稿2,908本・表示403万3,038回という規模になる。そして直近30日は651万回、1日あたり21万回を超えるところまで伸びておる。

毎日たくさんの投稿を積み上げる投稿量の規模を示す図

本当の価値は時短ではなく「分析の時間」

この事例の本質は、「投稿が楽になったこと」ではない。「分析する時間が生まれたこと」じゃ。ここを取り違えると、同じツールを入れても成果は出ん。

考えてもみよ。予約投稿で作業が減るだけなら、ただ楽になっただけで終わる。清水先生がやったのは、その浮いた時間を、伸びた投稿の理由を調べる時間へ丸ごと再投資したことじゃ。手で投稿しておった頃は、そもそも分析する余力などなかった。

ジョセG

分析って、具体的にはどんなことをやっとるんじゃ?

清水先生

自分でThreadsを書いていた頃は、正直まったく分析していませんでした。自動化で時間ができてから、やっと数字を測るようになったんです。今はAIに投げて、表示数が高い投稿と、LINE登録につながった投稿を見ています。

清水先生の分析は、勘ではなく数字で回っておる。順番にするとこうじゃ。

  1. データを機械に集めさせる … 予約投稿ツールから投稿ごとの表示数を、公式LINEから友だち追加数を、それぞれ自動で吸い出す。手でコピペはせん。ここもClaudeにやらせる作業じゃ。
  2. AIに一次分析させる … 集めた数字をAIに渡し、「表示数の高い投稿トップ3」「フォロワー増」「LINE登録数」をまとめさせる。清水先生の場合、その結果がスラックに毎日届くように仕込んである。
  3. 人が要因を読み解く … 伸びた投稿を1本ずつ見て、なぜ刺さったのか——どの言葉か、どの悩みか、どの数字か、どの地域名か——を抜き出す。ここだけは人間の仕事じゃ。

見る数字も絞っておる。フォロワー数は追わん。追うのは表示数とLINE登録数の2つじゃ。投稿単位で「この1本が何件のLINE登録を生んだか」までは取れんから、日ごとの表示数と日ごとのLINE登録数を並べて、傾向で読む。フォロワーは飾りになりやすいが、表示数と登録数は次の一手に直結する。

自動で投稿→反応データ→分析→派生投稿の改善循環図

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だからワシは、はっきり言っておく。この成果を作ったのは自動投稿という機能ひとつではない。自動化のおかげで回せるようになった「分析サイクル」じゃ。ツールは投稿予約の道具ではなく、集客を改善し続けるための土台として使われておる、ということじゃな。

大量投稿も、雑な数打ちではない。どの悩み・表現・地域が反応するのかを、短い期間で検証するための母数じゃ。1日45本、1か月で1,372本。これだけ投げれば、どの球が当たるかのデータが一気に溜まる。量は、検証の回数そのものなのじゃ。

当たった投稿は、変えて増やす|横展開の中身

分析で「当たり」が見つかったら、次はそれを捨てずに増やす。清水先生が伸びを加速させたのは、この横展開じゃ。

やり方はこうじゃ。反応が良かった投稿から、刺さった要素——悩み、感情の言葉、数字、地域名——を1つずつ抜き出す。そして、その要素を少しだけ変えた派生投稿を作る。「中川区の◯◯」で当たったなら、近隣の地域名に差し替える。「朝起きた時の腰痛」で当たったなら、悩みを別の症状に差し替える。1つの当たりが、10本の派生に化けるんじゃ。

ジョセG

その横展開は、清水先生が手で全部やっとるんか?

清水先生

いえ、そこはAIにやらせている部分が大きいです。当たった投稿と、変えたい要素を渡せば、派生の案は出てきます。私は出てきたものを選ぶだけです。

ここでも役割は同じじゃ。当たりを見つけて要素を決めるのは人、派生を量産するのはAI。この分担ができると、1本の成功を10倍、20倍の投稿量に変えられる。手作業では絶対に追いつかん速さで、勝ちパターンだけが増えていくんじゃ。

商圏が狭くても遠方から来院し高単価につながることを示す図

地域ビジネスでも高単価につながる

「うちは全国相手ではないから」と思ったお主にこそ、ここを読んでほしい。

清水先生の商圏は、名古屋市中川区の周辺じゃ。それでもThreadsから月に平均7.3人が来院しておる(4月から6月の平均じゃ)。中には1時間半ほどかけて来院し、36万円・48万円の商品を当日に購入した事例まである。商品単価は24万・36万・48万円で、当日成約が起きておるのじゃ。本人が対応した場合の成約が約8割じゃから、来院がそのまま高単価の購入につながり、Threads経由の売上は月153万円ほど積み上がる計算になる。

ジョセG

地域の治療院で、Threadsから来た人にバックエンドが8割売れる、っていうのは本当かの。

清水先生

売れますね。愛知県内でも、1時間半かけて来て当日に48万や36万を買っていく人がいます。詳しそうな専門家感を強めに出しておるので、遠くからでも来てくれるんです。

これは、先にワシが別の記事で書いた集客の流れが、そのまま起きておるということじゃ。投稿で認知を取り、プロフィールから接点(LINE登録)を取り、そこから来院・成約へつなぐ。清水先生の事例は、投稿→LINE登録→来院という道筋を、地域密着の治療院で実証してみせておる。商圏が狭かろうと、この二段構えは成立する、という証拠じゃな。

投稿を見る→LINE登録→来院の道筋図

来院した人を、次の集客のヒントにする

清水先生のすごさは、投稿を分析するだけで終わらんところじゃ。来院した人そのものを分析して、次の集客の精度を上げておる。

やっておるのはシンプルで、来院した人に「何を見て来たか」を必ず聞くことじゃ。Threadsを見て来た人、そこからGoogleマップで調べて電話してきた人、ホットペッパー経由の人——入り口はいろいろじゃが、全員に確認する。こうして「どの投稿が、どの経由で、来院につながったか」の生きたデータが溜まっていく。

ジョセG

「Threadsを見て来た」って、どうやって分かるんじゃ?

清水先生

来院した時に、何を見て来たかを全部聞いているんです。Threadsを見て、そこからGoogleマップで検索して電話、みたいに経由はいろいろですが、必ず確認します。

さらに一歩踏み込んで、来院した人の住所や移動距離まで見ておる。どの地域から来ておるか、どこは競合が弱くて需要がありそうか——それを投稿のテーマに反映していく。つまり、投稿の分析と、治療院経営の顧客理解が、一体で回っておるんじゃ。ここまで来ると、一般的なSNS運用より一段深い。これは、来院者と直接会う治療院という業態だからこそできる分析じゃな。

来院者に何を見て来たか聞き次の投稿に反映する図

今の課題は「清水先生本人」への依存

ここまで良いことばかり並べたが、清水先生には正直な課題もある。今の高い成約率は、清水先生本人が対応してこそという点じゃ。

ジョセG

この8割成約、正直なところ、清水先生じゃないと出ん数字なんじゃないか?

清水先生

そのとおりです。今は私が対応した時の数字で、私に見てもらいたくて来る人が多いんです。スタッフに引き継ぐと成約は落ちます。そこをThreadsでどう変えていくか、迷っているところですね。

仕組みが人を連れてくるところまでは、完全に自動化できておる。じゃが、最後に会って高単価を成約させる部分は、まだ清水先生の専門家としての力に乗っておる。ここをスタッフや仕組みへどう移していくか——たとえば社員それぞれのアカウントを立てるか、治療院のキャラクターを前に出すか——が、次の宿題じゃ。

この課題は、裏を返せば**「仕組みで集客はここまで伸ばせる。あとは受け皿をどう広げるか」という、次のステージに立てた証拠**でもある。手動で300人に埋もれておった頃には、悩む資格すらなかった課題じゃからな。

集客は自動化できても最後の成約は本人に依存する次の課題の図

この事例からお主が持ち帰れる3つ

  1. 量は「雑な量産」ではなく「検証の母数」じゃ。 1日45投稿という数は、手を抜くための数ではない。どの言葉が刺さるかを早く見極めるための回数じゃ。しかも最初から45本ではなく、1日12本から始めて3か月かけてそこまで上げておる。
  2. 浮いた時間は、遊ばせず分析へ再投資せよ。 自動化のゴールは楽になることではない。伸びた理由を調べる時間を作ることじゃ。
  3. 見る数字はフォロワーではなく「接点」じゃ。 清水先生が重視しておるのは、フォロワー数より表示数とLINE登録数じゃ。フォロワーは飾りになりやすいが、LINE登録という接点は、次の一手につながる。

もうひとつ添えておく。今の約8割成約は、清水先生本人の対応あってのものじゃ。仕組みが人を連れてきても、最後に会う人の力は残る。ここはお主も勘違いせんようにな。

まとめ+導線

清水先生がやったことを一言でまとめると、「手動投稿の上限を、自動化と分析の循環で突き破った」ということじゃ。フォロワー236人からの停滞を抜け、約6か月で6,098人・LINE約390人、Threads経由の来院を月7.3人・売上を月153万円積み上げるところまで来た。

その仕組みをどう作るのか、投稿からLINE登録・来院へつなぐ二段構えの全体像は、AIで集客を自動化する方法にまとめてある。あわせて読むとよい。

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画像・動画・ツリー投稿の予約から、投稿結果の分析、当たった投稿の再利用までを一つの運用にまとめたい方は、Threads予約投稿ツール|スタンダード版を確認してみるとよい。

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